第45回市民派議員勉強会に参加
3ヶ月に一度各地を持ち回り開催する勉強会。
今回は京田辺市の次田のり子さんのお世話で
@DVと児童虐待の因果関係 友田尋子さん(大阪市立大学)
A各地の住基ネットの現状報告
Bさせられる教育 野田正彰さん(京都女子大)
の勉強会が開催されました。
友田さんからは

”DVの目撃体験が子どものトラウマとなり、心身の健康と成長に重篤な障害を与えることが明らかとなってきた。
父親から母親への激しい暴力の現場を目撃するうちに緊張と不安と恐怖を体験し、心に深く傷を刻んでいく。母親に対する暴力にさらされた子どもの被害は虐待を受けた子ども同様の被害であること。
又アメリカのDV加害者教育(1年間)を受けると半数は効果があるが、これは軽度の人達である。DVは日本の場合本人からの相談が大半だが、英米は目撃者からが大半である。”

家庭内で信頼と愛情を受けて育てられるべき子どもたちが、虐待やDV等で育つ権利を侵害されている。解決のために今の大人がしなければならないことは多いが、出来ることからまず始めたい。

させられる教育
この4月から実施された総合教育「自ら考え自ら学ぶ」子ども達を育てるために導入されたが、現場の教師の声はどれほど届いているのか。
従来の相対評価から絶対評価に変わったため一人について600項目の評価をつけることに。書類作りのために教師は子どもと向き合う時間をへらさざるを得ない。
休職している教師がどれほどいるか、これが何を物語っているかと次々問題や知らないことが投げかけられる。
最近心のノートが配布され道徳教育に使われている地域もあると聞いていたが、編集者やその周辺情報が得られたことで、私の中の疑問は解消した。
一見良さそうで内実を知ると、そんな隠された意図があったのかと思うような事が余りにも多すぎる昨今です。
子ども達の健やかな成長の為にも「子どもと向き合う喜びを感じる」先生が多くなることを願っています。そのためにも教師の書類作りは最低限にすべきだと私は思います。