泉州パート均等待遇ウォークに参加
泉大津市役所から和泉市役所までパートの均等待遇を求めて歩きました。
出発地の泉大津市役所では茶谷泉大津市長や中川おさむ衆議院議員から挨拶を頂きました。
その後和泉市役所まで1時間あまり、替え歌やスローガンを言いながら歩きました。

警察官の誘導に従いながらのウォークですが、団地から手を振って下さる方や、物珍しそうに眺める子どもたちがいて、元気をもらいながらのウォークでした。
泉州でのパート均等待遇ウォークは初めてにも拘わらず、60余名が参加しとても盛り上がりました。

和泉市役所では市長のメッセージを労働政策の武田課長、議長のメッセージは私が代読し、その後交流会を行いました、。
私は午後から予定があったため交流会には参加できませんでしたが、「均等待遇の法制化」に向けて活発な意見交流会が行われたことでしょう。

11.15「泉州パート均等待遇ウォーク」集会宣言
私たちパート労働者は全国で1200万人と言われ、働くものの5人に1人がパート労働者となっています。また、自治体で働く臨時・非常勤職員は、35万人とも言われています。
私たちパート労働者の多くは、正社員と同じ仕事に就いていたり、専門職を担っているにもかかわらず、働く時間が少し短いというだけで、正社員とは賃金、その他の労働条件に不当な格差をつけられています。そしてその処遇格差は、パート労働法施行後10年を経ても、むしろ改善されるどころかますます拡がるばかりです。

私たちは今年、「2.28中央パート集会」「3.14大阪パート集会jを始め、全国で「均等待遇の法制化」に取り組んできましたが、残念なことに法制化は見送られ、「パート労働指針」の改正による部分的な改善にとどめられました。
私たち、泉州路で働くパート労働者は、今一度、パートの均等待遇の法制化を実現し、安心して働ける職場をつくるため、今日11.15「泉州パート均等待遇ウォーク」に集いました。みんなで手を取り合い、この泉州から元気いっぱいの声を、全国に、そして厚生労働省までも響かせようではありませんか!
以上、宣言します。

2003年11月15日
11.15泉州パート均等待遇ウォーク」参加者一同