子供を地域で守るために出来ることは何?
「犯罪担当記者が語る現場」の演題で産経新聞キャップが確定的な殺意を持った犯人から子供を守るのは非常に難しいが、自分の子供には「繰り返し子供に注意を与える。子供自身が命を守る力を身に付ける。」と話されました。その後和泉総合防犯センター(ICPC)の活動報告があり現在会員が1000人でメールによる情報発信を行っている。皆さんも是非会員にとの呼びかけが有りました。

次に和泉警察から犯罪発生状況について防犯に取り組んでいる地域の過去と現在の比較が報告されました。それに寄りますと総数はもちろんのことひったくりなども減っているとのことです。

その後地域に分かれてのミーティングが有り取り組み事例の情報交換が出来ました。鶴山北校区では希望者に防犯ブザーを斡旋したり、自転車のかごに取り付けるステッカーを手作りしたりされたそうです。警察署がサンプルとして示されたものは、一枚170円するそうですが、こちらの手作り品はカラー紙にラミネート加工したのでもっと安く出来そうです。

緑が丘校区では青葉台自治会が標語入りのプレートを作成し、会員に有料で斡旋されたところ予定数を上回る申し込みがあり、地域の防犯意識の高さを再認識されたとのことです。緑が丘自治会では腕章を作り犬の散歩時やウォーキングの時に活用してもらっているとのことで、腕章をつけていないときは挨拶に対し返事がないが、つけているときは100パーセント返事が有るとの報告も有りました。

夜は地域教育協議会の集まりに参加。
7時から9じまでの2時間熱い議論が交わされました。初めての参加なのでたくさんのことに気づかされました。制度が発足して4年目。試行錯誤しての歩みからそろそろはしらの姿が見えてくるころとなりました。

なかでも印象的だったのはある先生の一言です。池田小の事件以来学校に求められる管理は厳しくなっているが限られた人員、予算の中でもし子供たちに何かあったらと思うと非常に追いつめられた状況だとのことです。こんな状態で有ることを地域に発信すれば、下校時に門のそばで見守ってくれるボランティアが現れそうに思うのですが。