希望に満ちたスタートが出来るように
桜が咲き始め、4月からの新しいスタートに胸を膨らませる方も多いと思います。
しかし一方ではこの時期新しいスタートを不安いっぱいで待たざるを得ない方々もおられることを知りました。
それは一本の電話で始まりました。
市内の小学校に入学予定の子どもさんの保護者の方からの電話で、お子様に自閉傾向があり、保育所では加配の保育士さんがついてくださり、専門家である判定士の判断でも小学校では介助員のサポートが必要であるとの判断でした。
しかし昨夏から足を運んでいる教育委員会の話し合いでは子どもの状況をよく理解して頂いているのか不安があるとの訴えでした。
介助員制度は市独自のもので現在小学校で約50人の介助員がおられるそうです。
歩行が難しい人には車いすが有効なように、自閉症の我が子には介助員さんが必要で、その助けで人間関係のとりかたを学ばせて欲しいと切望されていました。
この決定は3月末頃にされるらしいのですが、子ども達の健やかな生育をサポートする教育委員会が真に子どもや保護者の力になって下さるよう微力ながら力を注いでいきたいと考えています。