和泉市K小学校へ環境講座の出前
K小学校6年生110名を対象に「地球温暖化」について、大阪環境カウンセラー協会会員の阪野喬さんとともに話をさせていただく機会がありました。
阪野さんはパソコンとOHPを使っての話。
私は紙芝居風の書き物とドイツ人が日常生活で使う、紙製の卵パックや買い物袋、を持参して、視覚に訴える工夫をしました。
4月から始まる総合学習に向けて、教師を対象としたセミナーではご経験のある阪野さんも小学生を前にして話すのは初めてで心配されましたが、滑り出しは順調で、一方的に話すのではなく子供たちとのやりとりも随所に盛り込み、”なぜ地球は温暖化していくのか”をわかりやすく話してくださいました。
COP3では京都議定書が採択され、日本は1990年に比べ2010年には二酸化炭素の量を6%削減しないといけないのに、現在は1990年れべるより悪くなっていること、この調子でいくと今後100年間で地球の平均気温は2℃あがってしまうこと。そうしないための具体的な取り組みなど子供たちもよく理解できたと思います。
学習が終わって二人の女生徒が校長室に案内してくれたので「何が一番印象に残っていますか」と聞いたところ、卵のパックだとのこと。日本人はほとんどの人が使い捨ての卵パックでゴミにしてしまうが、ドイツ人は卵を詰めるパックを持参して卵を買うことが新鮮だったようです。
できることを一つでも実行しましょうという言葉で「温暖化」の勉強を締めくくりました。

それにしても子供たちと接すると若いエネルギーがもらえるようで楽しい。
50分の授業中私語もほとんどなく、真剣に私たちの話を聞いてくださったK小学校のみなさんありがとうございました。
又塾で一緒に勉強した「愛弓ちゃん」声をかけてくださってありがとう。お兄ちゃんのこともしっかり覚えていますよ。