前代未聞の答弁拒否
(私の槇尾川ダムに関する一般質問で)

昨日の私の槇尾川ダムに関する一般質問に対し『再評価委員会で審議中であるので、大阪府に直接聞いて欲しい』と答弁。
これは事実上答弁拒否であり、議事が紛糾した。
私の主張は以下の通りです。
@再評価中の件
今回再評価委員会は6月2日に開始。それ以降6月の第2回定例会、9月の第3回定例会で槇尾川ダムについて質問しそれなりの答弁を得ている。今回再評価委員会の審議中を理由に答弁しないのは理由がない。
又再評価中に答弁できない理由はない。寧ろ事業評価に貴重な再評価中であればこそ議論すべきである。
A大阪府に聞いてくれの件
当事者意識が全くない。この事業は和泉市で行われる事業で治水の効果、環境への影響等は全て和泉市民が直接享受するものである。又和泉市は事業の推進を国・大阪府に積極的に働きかけており、事実上一体となった事業である。ダム担当の専門理事もわざわざ大阪府から出向してもらって置いている。この費用は和泉市の税金で負担している。
大阪府に聞いてくれは理解に苦しむ。分からないことは大阪府に確認して答えるべきでる。更にこの事業は和泉市の行政評価の中で事務事業として評価されている。
B市民への説明責任について
議会の質問の場をどうとらえているか疑問がある。
市民の付託を受けた議員の質問は市民の質問である。市はこの事業に対して市民に説明責任がある。議会の場を通して市民に説明しようとする姿勢が全く見られない。
専門的な事で答えられない部分があってもやむを得ない面があるが、それは今までも後日確認して答弁してもらっている。今回の門前払いは市当局の責任放棄である。

まもなく再評価委員会でダム事業継続の答申が出る見込みである。この時期に言質を与えることを避けて答弁を拒否したとしか考えられない。
議会軽視も甚だしい。

理事者側の不当を質すとともに、今後も引き続き平成20年のダム建設開始までねばり強くダム問題を追求していきます。