和泉市土地開発公社問題

土地開発公社は土地の値上がりが続くことを前提として、すぐに動けない市に代わって、安いときに土地を確保しておくために作られたものですが、この土地の値上がりが続くことを前提にという部分が、バブル崩壊後、思惑とは逆の結果になり、多くの塩漬け土地(民間でいう不良債権)が出来上がってしまいました。
この様な塩漬け土地は何れ和泉市が公社の取得価格に金利等を上乗せした所謂帳簿価格で引き取らざるを得ず、従ってこの不良債権は市民の税金で処理せざるを得ません。
しかいこの不良債権は公社が保有する限りにおいては和泉市の財政状況に現れないため、隠れた不良債権です。
今回の議会で私の質問に対し、市は経営健全化団体の指定を受けて処理を加速することを表明しました。このことはこの隠れた不良債権を表に出し、定められた処理計画に従って処理することになります。
この中に問題の大阪府に代わって先行取得した弥生博物館横の土地の問題があります。

以下これらの経緯を報告します。
・平成16年第2回定例会での公社決算及び一般質問 会報議事録全文
・平成17年第2回定例会一般質問 会報
実はあった大阪府との確認書