7月1日(木)土地開発公社の先行取得について一般質問
問い
大阪府立弥生博物館に隣接する土地については大阪府から依頼され先行取得したと聞いているが、事実か。又所得価格や新たに発生した費用などはいくらか。
答え
取得は大阪府教育委員会からの依頼に基づくものである。土地代は8億3500万円。取得に伴う出費は鑑定委託料、測量費、フェンス設置工事費等で500万円。利子は単年度で1200万円。
問い
買い戻し時期や条件はどうなっているか。
又それらを記した書面は存在するか。
答え
平成12年を目途に協議してきた。具体的条件は決めていないが、公社の先行取得なので基本的には帳簿価格と認識している。
書面での取り交わしはない。
問い
大阪府と和泉市との信頼関係に基づき口約束で処理したとの事だが、8億円を超える事案であり約束の12年が守られていないのであれば、尚更書面での確認は最低限必要である。
覚書等を交わして頂くよう強く要望する。

以上のようなやりとりをしました。大阪府の整備事業にもかかわらず和泉市が先行取得する理由。
約束の平成12年がすぎているのに大阪府への強い働きかけがない不思議。
毎年1200万円もの利息が必要なのに、それさえ払ってもらえない事実。
ちなみに平成13年、14年は借り上げ駐車場代として1800万円府からもらいましたが、15年は460万円に。16年は600万円に引き下げられています。
理由は大阪府の危機的財政状況とのこと。

最後に教育長にこの事実を知った時期、およびどのような説明を受け、どんな感想を持ったかと聞きました。

教育長
教育委員会に来たときに知った。通常は書面で取り交わすと考えられるが府と市の信義信頼の関係の中で書面が取り交わされなかったと理解している。
議員からは塩漬けという話があったが、決して塩漬けになるというようなことはないと確信している。





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