リサイクルプラザ彩生館5周年記念フェスタ
豊島展を開催しました
豊島展アルバム
和泉市リサイクル拠点彩生館が誕生して5年。全国各地から視察が絶えない施設となっていますが、私のかかわりは検討委員会から数えて7年ぐらいになります。
公募で選ばれた市民15人と行政職員で構成された検討委員会で熱い議論を戦わせ、又先進市の施設見学も自主的に行うなど市民のやる気と行政の熱意がうまくかみ合い誕生した施設のように思います。
その彩生館が約2千人の来場者を迎えフェスタを開催できました。市内各校から募集した標語を展示したコーナー、彩生館スタッフが絵を描きそれを取り札にした環境カルタ取り大会、布ぞうりコーナー、EM菌でガーデニングコーナー、そして大フリーマーケットなど多彩な取り組みをしました。
私は豊島展の展示を行いました。瀬戸内海に浮かぶ風光明媚な島が何故50万トンもの産業廃棄物を積み上げられたのか、未だ異臭を放ち、ガスを放出する、そして海へ流れ出そうとする黒い廃液などを目のあたりにし、今の大量生産、大量消費、大量廃棄社会を続けていけば日本全国どこにでも起こる問題だと痛感しました。
「豊島は私たちの問題ネットワーク」のメンバーと連絡を取り、産廃現場の写真や島出身の小林恵さんの写真集から島の人達の普段着の生活が映し出されたパネルなどを展示しました。
手伝ってくださった国府小学校の生徒さんの一人は「豊島の人々の努力や苦労、暮らしの仕方が分かりとても勉強になった」と感想をもらしていました。
中坊公平さんが弁護団長として活躍されました豊島という言葉はよく聞かれても実のところよく解っていない部分もあったかと思います。熱心に見入ってくださった方々有り難うございました。
第二の豊島を作らないためにもこの展示が役立てたらこんなに嬉しいことはありません。