押しボタン式分離信号について
一般質問で通学路の安全確保を勉強中「押しボタン式分離信号」の事を知りました。
警察庁は今年一月に全国100カ所に「分離信号」のモデル交差点を新設し、死傷事故が182件から112件に、人対車両の事故は30件から8件に、車両同士の事故も148件から103件にと減少し、渋滞も15.11Kmが14.85Kmと短くなった事から、この9月には5ヶ年計画で現状の2倍にすると発表しました。
この「押しボタン式分離信号」を全国に広めたいと10年前から活動されているのが八王子市のは長谷さんご夫妻です。
10年前青信号で登校中、左折するダンプに巻き込まれた息子さんの事故原因を追及する中で、システムを変えなければ事故は繰り返されると確信し、「押しボタン式分離信号」の導入をエネルギッシュに訴えておられました。
私は長谷さんからお送り頂いたビデオを一気に見させて頂きました。
平成5年の日本テレビから平成13年のNHK「クローズアップ現代」まで13本の番組が収録されていました。
この和泉市にも「押しボタン式分離信号」が設置されることを望んでいます。
ビデオを御覧になりたい方はご連絡下さい。長谷さんの了解を頂いて御覧頂きます。
この日はスクールゾーンに指定された道路に1時間近く立って車両の通行状態を見てきました。
スクールゾーンにつき車両通行止めの標識があるにもかかわらず、かなりのスピードで行き交う多くの車を目のあたりにしました。その数は車33台、バイク18台でした。
この夏訪問した小学校の校長先生の話では表示を無視する車が多く、注意しても逆に開き直られる時もあるとか。
警察官が見ているときだけ車が少なくなる現実は情けない限りです。
子供や高齢者が安心して歩ける道、町を作りたいと考えています。
次の議会で一般質問する予定です。