第6回 女たちの憲法キャラバン
1997年の日本国憲法施行50周年の時から、府内の無所属女性議員たちが毎年5月3日に「女たちの憲法キャラバン」を続けて今年で6回目となります。
年々参加する議員や市民が多くなり、私達南コースは和泉府中駅を9時、富田林駅を9時30分にスタートし、各駅をリレートークしながら午後3時半に大阪駅に到着しました。
堺東駅では「ふぇみん」のメンバー4人が新たに加わり、各駅で自発的にチラシをまいたり、マイクを握ったりする市民の応援を得ながら、大きなのぼりやマイクを抱え、大阪駅を目指しました。
この連休明けから「有事関連法案」が本格的に審議されます。10年後、20年後の国の有り様を決める大きな節目です。
「No」といわなければ「Yes」と見なされるこの国にあって私達一人一人ができることを考えていきましょう。そして行動していきましょう。
南米のコスタリカは憲法で非武装平和をうたい、軍隊を解散して53年になります。軍備にお金をかけるより教育にお金をということで40%も教育費などにまわしています。
「男の子が生まれたとき、この子は軍隊にとられる心配がないと思える幸せは世界の女性の願いです」とコスタリカ政府高官夫人は語ります。
有事関連三法案は国を守るために整備すると言っていますが、国民の生命と安全を守るための法案は2年先送りされています。
国民の生命や安全を後回しにしてまでいったい何をしようとしているのか、しっかり注目していきましょう。