第13回堺朝鮮初級学校「公開授業」に参加しました。

「ストップ!子どもたちへの民族暴力。」結成大会は100人を超える参加者で成功裡に終えることができました。この後の取り組みは7月」7日近鉄「河内花園駅」前で早朝ビラ宣伝。7月12日「東大阪中級・生野初級学級」見学交流会と行事が続きます。泉北地域は先輩たちの尽力ですでに「堺朝鮮初級学校」との交流が今年で13回目を迎えます。南海本線堺駅近くの学校は3階建てのこじんまりした学校でした。全校生徒23人が元気に迎えてくれました。幼稚園児が朝鮮語を歌いながら乾布摩擦をしています。2年生のクラスは2人で算数を勉強していました。4年生は国語。5年生は日本語。形成文字と会意文字を勉強し思わず引き込まれて参観してしまいました。気付いた事のひとつは日本のように大きく「はい!」と手を上げないことです。両手はいつも机の上に肘をつけ重ね合わせています。そして解れば肘を机につけたまま垂直に手を起こします。また子ども達の学ぶ意欲はとても高く、発表も活発でした。

午後からは交流会で親とこの学校を応援する人たちで作る「堺ハクキョの会」メンバーの用意した焼肉、チジミ、キムチなど本場の味を堪能させていただきました。

民族教育をつづけるためにこれまでたくさんの方の援助があったのですが、少子高齢化の波はここにも押し寄せ学校の存続問題も視野に入れなければならない状況だそうです。日本のなかでも大阪府が、大阪府の中でも堺市が比較的よくバックアップしてくれているとのことでした。せめて、1週間に1回の給食をとのおもいでスタートした「堺ハクキョ」の会は現在会員を募集しています。関心のある方はコバヤシまでご連絡くださるようお願いいたします。