松葉からダイオキシン調査
私の加入する生協は数年前から松葉を採取してダイオキシン濃度を測定する活動を行っています。
前回測定した地域の中で特に高い数値を示した大和川流域を調査するため今回松葉を採取しました。
集めるのは黒松の2年もの以上の葉。今日は10カ所を採取しましたので朝の9時半頃から夕方の5時半までかけて採取しました。
普段は手入れの行き届いた松を感心しながら見るのですが、今回ばかりは事情が別。手入れのあまりされていないボウボウの松を見かけると喜び勇んで松葉を頂きました。測定に必要な松葉は30対。手のひらにのせて軽く握れる量です。殆どの方は快く提供してくださり、その上いろいろ昔からの情報を教えて頂きました。
採取した松葉はカナダの専門機関に送り、測定値は秋頃わかる予定です。松葉でダイオキシンを測定する調査は1999年から始まり、調査やカンパで6万人以上の市民がこの活動に関わっています。
私たちの住む地域(堺市、岸和田市、和泉市など)は内陸部の富田林市や大阪狭山市などと比べて濃度が高く、首都圏並みとなっている事が2001年の調査でわかっています。