全国革新議員会議に出席して
全国で6番目と7番目の女性市長尼崎白井文さんと神奈川県平塚市大倉律子さんとの対談が実現した。
今日は全国革新議員会議二日目。毎年1回開催地を変え2泊3日で実施されるこの会議は1974年の参議院選挙を契機に始まった。
白井市長は市議を2期つとめ、3期目は出馬せず、人材育成事業を展開中に市長選に挑戦。
大倉市長は市議4期を務め、次の若い後継者をサポート中に市長選を無投票にさせてはならじと市民に押されて立候補。
お二人の話で共通するのは「情報公開」「行政の透明性」「市民が主役」「市役所はサービス産業」「財政再建」等です。
わけても市民との共働という点では白井市長の車座集会、タウンミーティング、市長室オープン、ネットモニター。
大倉市長は月1回の市民と市長の市政おしゃべり会、職員とのランチ会食(市長室で)等身近に感じられる施策が一杯でした。
とはいえ厳しい行政改革を行わなければならないのは両市だけでなく、全国の自治体に負わされた責務です。
市民サービスが低下することもやむを得ない場合は、説明者責任を果たし、市民にしっかり納得してもらって実施の方向性を見いだされているようです。
職員との関係は両市長とも現場を歩き気軽に声をかけておられるせいでしょうが親密感を持たれているようです。
わけても白井市長は本職が人材育成コンサルタントなので職員の研修にはいずれ関わりたいとの意向をお持ちでした。
白井市長のようなさわやかな笑顔が各地の市役所でみられるようになると雰囲気はなごやかになってくることでしょう。
大倉市長は市議16年の間にしっかりと職員をみていて、やる気と能力のある人をそれなりの地位につけられたようです。
市民に支えられた両市長が4年間その姿勢を変えることなく市民の目線で政治を行われることを願って記念撮影をしました。