子供たちに青い空ときれいな水を残してあげよう!
浄化槽を考えるシンポジウムがシティプラザで開催されました。上記サブテーマで講演後パネルディスカッションが行われました。パネラーは和泉市長 稲田順三さん、大阪学院大学 山中芳夫さん、滋賀県環境生活理事長 藤井絢子さん、大阪府藤井寺保健所 辻精一郎さん、全国浄化槽団体連合会 油谷清次さん。コーディネーターは地球環境センター 小川真佐子さん。

市長は庁内で検討委員会をもうけ地域の特性に合った施設整備に向け結論を出そうかという段階で有ると発言。そのタイミングは地域住民と対話して決めていくとのことでした。山中先生は公共下水道と浄化槽の費用対効果のめんからのお話でした。藤井さんからは琵琶湖の富栄養化問題を契機に取り組まれた活動の中から大事なポイントは観察し続けること、息の長い取り組みと話されました。辻さんからは長いご経験からの発言で浄化槽の水をトイレに再利用する提案がなされました。トイレの水は全使用量の三分の一を占めているそうですからいいアイディアと感心致しました。

公共下水道の使用量収入は6割にすぎず、4割は一般会計からとなっていますので今後これまでの計画通りに下水管を敷設していけば財政を圧迫することは目に見えています。方向転換のチャンスです。