和泉市の男女平等条例を考える
12月議会である議員から、私にとってはバックラッシュと思われる発言がなされました。

曰く「シティプラザにある男女共同参画センターの図書コーナーには国の男女共同参画基本法の制定に関わった東大教授の大澤真理さんの著書がある。この大澤真理という人は「ジェンダー」という定義に偏った考えを持っている。この考えが浸透していくと学校現場では混乱が生じてくる。現に修学旅行で男女同室や身体検査を一緒に行う等全国から報告されている。和泉市でも男女混合の騎馬戦が行われている。今後和泉市では「ジェンダーフリー」という言葉を使うのか。と言った調子で発言が展開されていきました。

私が理解している「ジェンダーフリー」は男女の性にとらわれず自分らしく自己実現していくことだと思っています。男だからたくましくなければならないとも思わないし、女だから優しくなければならないとも思いません。たくましさも優しさも男女ともに必要だと思います。

宇部市や千葉県の条例制定時の揺り戻しがこの和泉市でも起こってきました。女性問題を学んだ多くの仲間が行動計画である「オアシスプラン」の検証と第2次「オアシスプラン」策定についての勉強会をしていく必要性を感じています。