歴史あるフライブルグ市役所など見学
昨日は約12時間のフライトを終え、フランクフルトに到着。その後4時間半かけてフライブルグに到着。
ホテルで一泊の後フライブルグ市を訪問。説明して下さったのは環境局長であり物理学者でもあるディーター・ベルナーさん(男性)。
交通政策やエネルギー対策、ゴミ対策などお話頂きました。
エコ・シティーとしてすっかり有名になったフライブルグ市ですがそのきっかけは原子力発電に反対する運動だったようです。
Noというだけでなく代替案を示すことでNGO、NPOが大きく成長し、又15年前までには無分別で埋められていたゴミの最終処分場が(4Km先の山)が97年に満杯になるとの予測があり、市民の意識、関心が高まったようです。
フライブルグ市には日本から視察が多いらしく、日本語での資料を頂き大変ありがたかったです。
その後スラム化して朽ちかけていた住宅地が見事活性化した町コンビクト通りを見学。地上3階地下2階の建物には地下に車600台を収容。町のほぼ中心にあり徒歩で町の中心に出られ、快適な住居として人気があるそうです。
町作りにあたっては、1%を芸術のために寄付し、オブジェ等を設置するとのことでした。
午後からは建材廃材のの処理リサイクリング業FEBA(フェーバ)社を見学。午後から降り出した雨のためバス車内からの見学となりました。
1986年市と民間4社で設立後、市の財政が悪くなったとき持ち株を売ったので現在は民間会社。
建設廃材を処理し、土や石、レンガ等を仕分けし、砕いて再利用。廃材を持ち込んだ車は帰りには資材をここで購入できるので双方にメリット。黒字経営とのこと。
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