今日は自由視察
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今日は終日自由視察。福岡から参加の清水さん、江頭さんと同室の住田さん、そして竹中さんの5人でスケジュール調整。
まずはゴッホ美術館へ。朝一番というのにもう行列が出来ていました。
日本の美術館は特別展ならいざしらず、平常はひっそりとしているものですが、こちらは様子が全然違いました。
この行列は終日とぎれることがないぐらいで、毎年世界から100万人以上の入場者があるようです。
ゴッホの油絵200点以上、デッサン500点そして700通にものぼる書簡を有しています。
ゴッホが強い影響を受けたといわれる浮世絵も展示され、じっくり楽しむことが出来ました。
次いで近代美術館、国立美術館へ行き、レンブラントの「夜警」やフェルメールの絵を鑑賞しました。
美大OBの住田さんから解説付きで鑑賞しましたので、一層興味がわきました。
次はアンネフランクの家です。
案内書には何時いっても長蛇の列だが、夕方が比較的すいているとのことで、その時間にあわせていきましたが、やはり人の列は出来ていました。場所は由緒ある西教会の近く、プリンセ運河263番地。
入ってすぐに、数カ国語で聞けるビデオを見てだんだん中に入ります。
2年1ケ月もの間、息を潜めて生活していたアンネの部屋は急な階段を上った所にありました。
びっしりと書き込まれた日記の文字は読めませんでしたが、生への希望と平和を求める叫びに思えました。
ここで各国語に訳された”未来へ向けての歴史の叫びアンネ・フランク”の本を購入しました。日本に帰る機中で是非読みたいと思いリュックの中に特別に入れました。
そして最後は音響効果屈指のコンセントへボー小ホールでのハープの夕べの鑑賞です。
フルートとハープの合奏で、日本人が演奏していました。

<アンネの家にて>
屋根裏で つづりし日記 びっしりと
       文字は読めねど うかびし平和
息ひそめ くらす屋根裏 訪れし
       平和を願う 世界の人々
屋根裏の ミラーにうつる 小部屋から
       明日への希望 つなげた日記
生きのびし 父が伝える 子の思い
       バラにたくして 世界を巡る
<コンセントへボー小ホールにて>
幕あいに ワイン傾け 談笑す
      コンセントへボー 日本語聞こゆ
壁面の バッハ・ハイドン モーツアルト
     日本の声明(しょうみょう) 静かに聞けり