和泉市市議会議員無所属市民派
小林昌子
和泉市緑ヶ丘2-13-10
Tel 0725-54-2626
Email Masako-kob@pop06.odn.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/7809/
ホームページを新しくしました。ご覧下さい
クリックするとジャンプします
第3回定例議会開催     
決算による和泉市の財政分析  
秋田県鷹巣町視察報告    
・昌子の広場             
 <今回定例会議の主な議案> 会期 9/25〜10/16 22日間
・平成12年度一般会計及び特別会計の決算報告
・平成13年度補正予算
・工事請負契約(いずみ霊園及び北部コミュニティーセンター整備工事等)
<私は今回の議会に次の一般質問を予定しています> 10/4〜9 日にちは未定
・学校給食の問題(地元産の食材の積極的活用等)
・事務事業評価について(当市の取り組み等)
・NPO活動について(市としてもNPO活動の実態等)
和泉市の財政の構造を全国各市の平均像と比べてみました。
<歳入の構造> (%)
歳入の内訳はほとんど変わりがないが、地方税の比率が高く、地方債の比率が小さくなっている。
全国平均と比べると健全な構成比率といえる。
その結果として一般財源の比率も高く歳入構造の安定が伺える。

<歳出の構造>
歳出については際だった違いを見せている。
費目別では総務費、民生費、衛生費が全国平均の2倍以上で、それに引き替え農林水産費、商工費は格段に少ない。これは産業の地域的特性が現れたものと思われるが、教育費も半分近くしかないのは心配される。
公債費は増加傾向にはあるものの昨年度は全国平均より少ない。
目的別支出も大きな違いがあり、生活保護、児童福祉等に関わる扶助費が2倍以上となっている。
一方総合センターの建設等が始まっているが投資的経費は義務的経費に圧迫され全国平均より大幅に少ない。総じて言えば市民の生活のサポートに追われ、教育費等も含め建設的投資になかなか手が回らない状況が読みとれる
<財政の健全性について、経常収支比率について>
財政の健全性をはかる経常収支比率についてみてみると、
 経常一般財源に対する経常経費充当一般財源の割合。いわば義務的経費(人件費、扶助費、公債費等)に経常的一般財源(地方税、地方交付税、地方譲与税等)が、どの程度充当されているかの割合を示す。
 つまり、小さいほど自由に(政策的に)使えるお金が多いということで、80%を越えると、弾力性がない、すなわち、お金の使い道がほとんど、初めから決まってしまっているということ。健全な目安は概ね70〜80%でこれを超えると財政構造は弾力性を失いつつあるといえる。

次に詳細を示すが全国平均でも健全化の目安80%をH6年に既に超えており、和泉市は平成12年度94.7%と大幅に健全化の目安を超過、財政の硬直化が進展していることを示している。
今後も公債の発行増に伴う償還費(公債費)の増加が予想され極めて厳しい状況が継続すると思われる。
大阪府下の各市の経常収支比率の状況
経常収支比率は都市部での悪化が著しく、大阪府下の市町村も例外でなく、和泉市以外の市町村での悪化が目立つ。
各市の経常収支比率は1998年データ
比較年次が同一でないが和泉市はほぼ大阪府各市の中間程度
<財政の公債に依存する比率;公債費負担率>
公債費負担比率=公債費充当一般財源等/一般財源収入額×100
 公債費に充当された一般財源の一般財源総額に対する割合。この率が高いほど財政運営の硬直性の高まりを示す。一般的に、財政運営上、公債費負担比率15%超が警戒ライン、20%超が危険ラインとされている。
詳細は次ページによるが、和泉市は平成12年度9.2%。1998年データの他市と比較して公債費の負担は小さい。
しかしながら最近の公債発行の伸びからして、今後この比率は高まることが懸念される。

<地方財政の現状は>

I 大幅な財源不足と高い公債依存度・・・通常収支の不足 9兆8,673億円
平成12年度の地方財政は、引き続き通常収支において9兆8,673億円程度もの大幅な財源不足が見込まれるほか、恒久的な減税の実施による減収額も3兆5,026億円程度あり、その不足を補てんするため交付税特別会計における借入れ等を行うとともに大幅な地方債の増発を行うこととなったところであり、その結果、地方債依存度は12.5%(交付税特別会計借入金を加えた実質的な公債依存度は17.1%)となっている。

II 多額の借入金残高・・・平成12年度末で184兆円
地方税収等の落込みや減税による減収を補てんするとともに、数次の景気対策のために地方債を増発したこと等により近年借入金が急増し、 地方財政は平成12年度末で184兆円の多額の借入金(対GDP比36.8%)を抱える見込みとなっている。

III 個別団体の財政事情の硬直化・・・公債費負担比率15%以上が約6割(60.2%)
個別の地方団体の近年の財政事情をみてみると、公債費負担比率15%以上の団体が全体の約6割である(60.2%)(平成10年度決算推計値)など、硬直化が懸念される状況にある。
公債費負担比率が15%以上の団体数
(  )内は、全団体に占める割合
平成10年度(推計値) 1,974団体(60.2%)
平成 9年度 1,853団体(56.5%)
平成 8年度 1,650団体(50.3%)
平成 7年度 1,476団体(45.0%)

IV 今後も増大する財政需要
今後も、過去に発行した地方債の元利償還金が増加していくことが見込まれる一方で、地方分権の推進に当たって、地方団体は地域における行政を自主的かつ総合的に広く担う(地方分権推進計画)こととされている。

徹底した行財政改革を推進する中にあっても、高齢社会に向けた介護保険の導入をはじめとする総合的な地域福祉施策の充実、住民に身近な社会資本の整備や災害に強い安全なまちづくり等の重要政策課題に対応していくため、地方団体が担うべき役割とこれに伴う財政需要が増大するものと見込まれている。


福祉の町鷹巣町視察報告
住民自治の典型 鷹巣町
皆さん鷹巣町という町ををご存じですか?
鷹巣町は右図の様に秋田県の北部のほぼ中央に位置し、羽田澄子さんが監督をした映画「問題はこれからです」の舞台となった町です。「福祉の町づくり」を公約に掲げ当選した当時42歳の岩川町長とワーキンググループを主にした町民達がともに作り上げていった福祉の町として知られています。「住民自治」の典型がここにありました。
岩川町長の福祉にかける思い
福祉のまちづくりの発端は、最重度の介護を必要とする高齢者であっても、人格が尊重され、「このまちで暮らせてよかった」と思えるような安心感のある町としなければならないということであり、同時にこれを推進することが支援を必要とする高齢者のためのみでなく、すべての住民が暮らしやすい町とすることにつながるのです。
住民の立場に立った福祉の展開
「いつでも、どこでも、だれでも、それぞれ個人の状況に応じて、自己決定を前提に、人生の継続性の尊重・自己能力の発揮に配慮された総合的で関連性の図られたサービスをできる限り早い段階で本人合意のもとに提供すること」としております。
住民の意思の尊重
この目標に到達する過程においては、福祉(介護)は生活に密着したことがらですから、住民が生活者の立場で自らの意思を明確に発揮できることが必要であり、行政はその体制をサポートしていくため、「住民の意思を基本的にいかすこと」「情報公開により住民と対等の立場に立つこと」を原則としなければなりません。
そして、この取り組みにより、住民は主体性と責任感を持ち、行政はより適格な情報にもとづいた施策を展開することが可能になります。
住民と行政の合意と信頼
これは、住民と行政の間に「合意」と「信頼感」が形成されることであり、この住民と行攻との「共同作業」によってよりよい地方自治が実現すると考えます。
福祉の町を象徴するケアタウンたかのすの誕生
尻込みする議会、引っ張る住民
ケアタウンたかのすの誕生は波乱に満ちたものでした。ワーキンググループの提言でまとめられた「ケアポートたかのす計画」は2度にわたる予算の否決の後、選挙後に開かれた議会で3回目で僅差で可決されました。
中でも最初の提案時には議会の否決の動きを知って、町民自らがわずか5日間で町内有権者の65%に当たる11,578人の署名を集め議会に提出しました。それでも否決されたのです。しかしねばり強い町民の運動によって、消極的な議会を変革したのです。町民のエネルギーの大きさに感嘆しました。
「ケアタウンたかのす」は平成11年4月オープン。120余名のスタッフが24時間態勢で鷹巣町の福祉を見守っています。本体工事27.3億円、土地その他を含んでトータル約37億円。
広い平地に8室単位のユニットで区画され、全室個室。ここでは施設はあくまでも「家庭」の延長線上にあり、在宅介護を支援するための拠点と位置づけられていて、使い慣れた家具なども持ち込めるようになっています。
先進的福祉施設をいくつか紹介します
鷹巣町は先進的な福祉施設が多くあります。そのいくつかを紹介します。

高齢者の住まいを考えるウエルフェアーテクノハウス

ウエルフェアテクノハウスは日本全国に16カ所設けられ、みんなが安心出来る住まいを考える拠点です。玄関の段差解消や1階2階に自由に移動出来る昇降機、車いす対応のシステムキッチンや洗面台などメンバーが実際に車いすに乗ったり座椅子に座ったりして感覚を確かめました。
補助器具センター「たかのす」
「ケアタウンたかのす」のすぐ隣にある補助器具センターたかのすもすばらしいものでした。自分の体にぴったりの補助器具を見つけること、選ぶことが快適な生活を送る第一歩との基本で約700点の補助器具が展示保管されています。
握力の弱くなった人が使う箸や歯に挟んでも違和感のないシリコンゴムで出来たスプーン、トイレや台所の改造を行うときに色々シミュレーションが行える設備など、なるほどと合点がいき我が町でも是非とも必要な施設と感じました。
小林昌子の動き
 7/25 ビーズ講座、和泉中央駅頭挨拶
 7/26 北信太駅駅頭挨拶、教育委員会会議
 7/27 市民環境懇話会、和泉中央駅駅頭挨拶
 7/28 ダイオキシン学習会
 7/29 学童保育市民相談
 7/30 和泉中央駅駅頭挨拶、アイあいロビー環境部会
 7/31 豊中男女共同参画推進センター見学
緑ヶ丘小地域ネットワーク 
 8/1 和泉中央駅駅頭挨拶
    昌子の広場折り紙講習会
 8/2 和泉中央駅駅頭挨拶、女性議員の会
   緑ヶ丘自治会館建設特別委員会
 8/3-4 自治体議員勉強会in三重
 8/5 和泉市民祭り女性消防クラブ参加
 8/6 ハート企画(EMグループ見学会打ち合わせ)
 8/7 子供議会傍聴、広報編集委員会
 8/9 議員研修会
 8/10 農業委員会
 8/13,15 会報発送作業
 8/18 泉佐野市民有志との交流会
 8/19 消防協会泉北地区支部総合訓練視察
 8/20 和泉府中駅駅頭挨拶
 8/21 川西市役所視察(事務事業評価)
 8/22 議会報告会、視察ビデオ上映会
 8/23 大阪府南部都市議員研修会
 8/24 和泉中央駅駅頭挨拶
 8/25 議会報告会、父鬼川観察会
 8/27 北信太駅駅頭挨拶、アイあいロビー環境部会
    船橋邦子さん反省会
 8/29 EM視察下見(和歌山市内)、和泉中央駅頭挨拶
 8/30ー31 環境カウンセラー研修in神戸
 9/1 市制施行45周年記念行事参加、市民防災ゼミナール
 9/3 都市計画審議会
 9/4 里の道清掃、関西空港視察、小地域ネットワーク
 9/5 折り紙講習会
 9/6-7 会派視察(長野県美麻村、浅川ダム、オリンピック後     利用)
 9/8 和泉めだかネットワーク発会式
 9/9 万葉の歌現地勉強会
 9/10-11 保育サポーター研修会
 9/12 和泉中央駅頭挨拶、どんぐりの会
 9/13 農業委員会、阪南市選挙応援
 9/14 信太駅駅頭挨拶、阪南市選挙応援
 9/15 チャイルドライン、阪南市選挙応援
 9/16 市民健康祭り
 9/17,18 保育サポーター研修
 9/19 和泉中央駅頭挨拶、Sコープ大阪へ
 9/20 小地域ネットワーク、教育委員会会議
緑ヶ丘自治会館建設特別委員会
 9/21 アイあいロビー環境部会
 9/22 石尾中学校体育祭、女性消防クラブ
 9/23 緑ヶ丘小学校運動会、ダム定例会、手をつなぐ親の    会
小林昌子の事務所行事
皆さんお気軽に参加下さい
 ★折り紙講習会(無料)
かわりづるや箱など、幼児から大人まで楽しんで折っています。
毎週第一水曜1:30〜 次回10/3,11/7
★万葉の歌勉強会(14:〜16:)
 緑ヶ丘在住の大高さんの講師で万葉の歌の勉強会を行っています。好評につき2回目を9月から行います。
 ・9/9 現地散策 吉野宮滝〜明日香
 ・10/13 演題「遣新羅使の旅」
 .11/17 演題「奈良の都」
 参加費 3回1,000円(含む資料)
9/9現地散策は実費を頂きます
★パソコンで遊ぼう(無料)
 インターネット、ハガキ作成などみんなで楽しく勉強しています。現在女性の方数名が楽しんでいます。毎週土曜日14時〜 初めての方は連絡ください
しゅんこうちぎり絵
 「牛を貼りませんか」
来年の干支「午」を、シキシに貼ってみませんか
・11月21日(水)午後1:00〜3:30
・講師 西原志満子さん
 西原さんはちぎり絵の専門家です
・材料費 1,200円
・申込み 11月10日迄先着15名
・申込先 小林昌子 tel 0725-54-2626