住民とともに考えるシンポジウムに参加
大阪生まれの大阪育ち、市大で学んだ静岡大学助教授 川瀬憲子さんの講演を聴きました。
2005年3月末が期限の合併特例法をにらんで多くの自治体が合併を検討中と言われています。
和泉市も広域行政研究会を泉大津市、忠岡町の2市1町で立ち上げ、8月7日に第1回の会合が行われました。
当日の議事録を請求していますが他市の了解も必要とのことで未だ入手できていません。当初この研究会には高石市も入ると聞いていましたが堺市との合併が取りざたされているせいか、今回は入っていません。
さて高石市で開催されたシンポジウムは高石市市民会館の席が埋め尽くされ、立ち見席がでるほどの関心の高さでした。
川瀬さんは住まいされている清水市と来春合併する静岡市の例を取り上げわかりやすくお話下さいました。
対等合併とはいえ静岡市47万人、清水市24万人の合併は清水市側にとっては吸収合併されるような気持ちがあるそうです。
合併による特例債は建設事業に限られるため100億円のバーチャル水族館、オペラハウス、新庁舎など拠点投資が目白押しの状態。
一方市民生活はと見れば国民健康保険料や保育費、上下水道など合併後に金額は未定ですが、過去の合併事例から見れば高い方にあわせるのが通例のようです。
2001年合併した潮来町と牛堀町の3つの小学校は1校に統合。給食は自校方式からセンター方式になったそうです。